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ABOUT キッセイ文化ホールについて

館長のご挨拶

 皆様には、キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)をご利用いただき、心より感謝申し上げます。
 長野県松本文化会館は、1992年7月18日に開館しました。それ以来、中信地域の文化芸術活動の拠点として多くの皆様にご利用いただいてまいりました。この32年にわたり、当館にお寄せいただきました皆様のご支援とご協力に対して、心よりの感謝と御礼を申し上げます。
 文化芸術活動のもたらす感動は、私たちの明日への勇気と活力になります。今後も安心・安全な会館運営と心に響く文化芸術の発信に力を尽くし、皆様のご期待にお応えできますように、一層の努力を重ねたいと思います。
 今年度前半の当館主催の自主事業を紹介いたします。

『寺井尚子ジャズ・ヴァイオリンコンサート』
 5月19日(日)14時より大ホールで開催
 ジャズヴァイオリンの女王と称され、ジャズシーンの第一線を走り続ける寺井尚子によるコンサートを開催します。ジャズ、クラシック等の音楽ファンに、繊細さと情熱的な表現力を持つ唯一無二の演奏をお届けします。

『第27回あしたは真打ち まつぶん新人寄席』
 6月22日(土)14時より国際会議室で開催
 恒例の二つ目噺家による落語会です。
 出演者
 入船亭遊京(いりふねてい ゆうきょう)愛媛県松山市出身。
 2010年 入船亭扇遊に入門 前座名「ゆう京」
 2015年 二ツ目昇進「遊京」と改名
 古今亭 雛菊(ここんてい ひなぎく)長野県諏訪市出身。
 2017年 古今亭菊之丞に入門  前座名「まめ菊」
 2022年 二ツ目昇進「雛菊」と改名

『信州山の日10周年スペシャル』
 7月20日(土)14時(予定)より大ホール等で開催
 7月の第4日曜日は「信州 山の日」、長野県独自の記念日です。2014年に制定され、2024 年は制定から10周年の節目の年です。信州の大きな魅力の一つが、山であり、信州の重要な観光資源であるとともに、県民共通の財産です。「信州 山の日」10 周年を機に記念日の認知度を高めるだけでなく、信州に素晴らしい山々があることを再認識し、山に親しみを持っていただくきっかけにしていきたいと考え企画しました。
≪企画概要≫信州の山岳に深く携わる方々にご出演いただき、山の魅力を伝えてもらいます。 今回は、市毛良枝さんと田中陽希さんをお招きし、信州の山の魅力を語っていただきます。 また、山にまつわるドキュメンタリー作品を上映します。 ホール外では、山に関する様々なブース出展を予定。安全登山の啓発、サービス・商品の 紹介、観光の情報発信の機会を設けます。
 出 演:
 市毛良枝(俳優・日本トレッキング協会理事・環境カウンセラー)
 田中陽希(プロアドベンチャーレーサー)
 赤沼健至(燕山荘グループ代表)他

『春風亭一朝・一蔵二人会 浮世絵寄席』
 9月23日(月・祝)14時より中ホールで開催
 「まつぶん寄席」の発展として、トークも交え、江戸時代の歌舞伎と相撲に関する浮世絵を題材にした落語会を開催します。
 出演者
 春風亭 一朝(しゅんぷうていいっちょう) 
 1968年3月  五代目春風亭柳朝に入門
 1970年4月  「朝太郎」で前座
 1973年9月  二ツ目昇進「一朝」と改名
 2082年12月 真打昇進
 2006年6月  落語協会理事就任
 春風亭 一蔵(しゅうんぷうていいちぞう) 
 2007年5月11日 春風亭一朝に入門
 2008年11月1日 前座となり 前座名「朝呂久」
 2012年11月   二つ目昇進「一蔵」と改名
 2022年9月21日 真打昇進

『トリトン晴れた海のオーケストラ 演奏会』
 9月29日(日) 14時より大ホールで開催

 サイトウ・キネンオーケストラのコンサートマスターである矢部達哉率いる指揮者なしのオーケストラ「トリトン晴れた海のオーケストラ」の、初めての松本公演を開催します。東京公演でのベートーヴェンチクルスは各方面で絶賛されており、今回はベートーベンの交響曲第4番とピア二ストの小山実稚恵を迎えピアノ協奏曲第5番をお届けします。

 このほか10月以降も、皆様に楽しんでいただこうと、多様な企画を用意しております。

 当ホールでは、2019年から2020年にかけて大規模改修工事を行ないました。耐震工事のほかに、大ホールの客席椅子の更新、大ホールへのエレベーター設置、全トイレの洋式化等も実施しました。
 今後も、当館の施設を多くのアーティストや各種団体の皆様方にご利用いただき、長野県の文化拠点としての役割をしっかりと果たしていきたいと考えます。

 何卒、当ホールの運営と活動に、一層のご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
 令和6年4月19日         
キッセイ文化ホール     
(長野県松本文化会館)    
館長 金井 貞徳  

キッセイ文化ホールについて

キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)は1992年(平成4年)7月18日に開館しました。長野県内では長野市の県民文化会館、伊那市の伊那文化会館に続く3館目の県立文化会館となります。

開館当初は財団法人 長野県文化振興事業団が県から委託を受け運営していましたが、2009年度(平成21年度)より指定管理者制度が導入され、現在は一般財団法人 長野県文化振興事業団が運営管理を行っています。
2012年(平成24年)7月1日から新たな財源の確保により良好な施設運営と県民サービスの向上を図るため、ネーミングライツ(命名権:愛称の付与)制度が導入され、キッセイ薬品工業株式会社様のご理解を得て「キッセイ文化ホール」に名称変更(愛称付与)をいたしました。
館内施設としては、2000席の客席を配置した大ホール、スタッキングチェア及び移動観覧席により最大746席まで配置可能な中ホール、同時通訳設備を設置した国際会議室、最大96席まで設置可能な大会議室2部屋、小会議用の会議室2部屋を備えています。

当会館の開館した1992年(平成4年)はサイトウ・キネン・オーケストラが本拠地を松本市とし、小澤征爾氏が総監督を務める「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」の第1回が開催された年でもあります。2015年(平成27年)からは「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」と名称が変更され現在に至っています。この音楽祭は松本市内の各施設を使い毎年8月から9月にかけて開催されますが、当会館はオーケスト演奏の主会場でもあり当館の代名詞ともいえる音楽祭となっています。

キッセイ文化ホール 施設概要

施設名
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
所在地
長野県松本市水汲69-2
敷地面積
20,902m²
構造
SRC造、一部RC造、S造
階数
地上5階、地下1階
建築面積
8,768m²
延べ面積
16,497m²
竣工
1992年(平成4年)7月18日
主要施設
大ホール、中ホール、国際会議室、会議室、リハーサル室、レストラン 他
ホール概要

大ホール:固定席 2,000席

1階席:1,354席(オーケストラピット使用時 1,168席)
2階席:646席

中ホール:移動席 746席(うち電動可動椅子 308席)